バラエティ豊かなバラを多様なテーマに沿ってご覧いただけます。
バラの魅力のひとつである色や香りをテーマにした庭園など、それぞれに趣向をこらした多彩なガーデンと美しいバラたちに癒される空間です。
【見ごろは5月下旬~6月上旬と10月下旬です。】
※写真はすべて春の最盛期の様子です。見ごろは気候によって前後しますので、ご来園前に開花状況をぜひお問い合わせください。
2020年5月、西ゲート入って正面にオープン。
ローズペイサージュを植栽したガーデンとしては世界最大規模で、ガーデン内には18品種約5500株のバラが植栽されています。手前から奥に向かって緩やかに上がる広大な斜面には、見渡す限りバラが開花し写真スポットとしてもおすすめです。
*「ローズペーサージュ」とはフランス語で「景観をつくるバラ」を意味しています。
バラの魅力のひとつである芳香。一般にバラの香りは7種類に分類され、このエリアでは香り豊かなバラをその香りの種類ごとに植栽しています。ぜひバラの香りをお試しください。お気に入りの香りが見つかるはずです!栄誉殿堂入りしている香りのバラ「フレグラント クラウド」や「ダブル ディライト」もこのエリアに植栽されています。
青いバラづくりの歴史をたどる庭です。「青いバラ(Blue Rose)」という言葉は西欧では「不可能」を意味します。世界中の育種家が夢見る青いバラ。しかし、バラには青い色素を作り出す遺伝子がないため、未だ誕生していません。庭の中央部は、いつか真の青いバラが完成したときのために空けてあります。 ※詳しくは下のバナーをクリックしてください。
「アンネの日記」で有名なアンネ・フランクを偲んで作られたバラ「スーヴニール・ドゥ・アンネ・フランク」が植栽されています。 2009年3月には新たにアンネ・フランクの銅像も登場しました。
2014年春に新しく誕生したガーデンです。「アラビアンナイト(千夜一夜物語)」をテーマにしたエキゾチックなバラを集めたガーデンです。物語にちなんで命名されたバラや、物語の舞台である中近東から中国ウイグル自治区にかけて自生する、花の中央に燃えるような赤い目(ブロッチ)をもつ「ロサ・ペルシカ」の血を受け継ぐエキゾチックなバラたちをご覧いただけます。詳細は下のバナーをクリックしてください。
※2017年9月「アラビアンナイトのバラの庭」から「ペルシャのバラの庭」に名称を変更しました。
※現在、一部工事中となっております。
水のメイズ(迷路)とバラのコリドール(回廊)を同心円上に配した直線と円の整形式庭園です。
バラのテーマガーデンの中では最も面積が広く、モザイク状に彩られたバラが一面に咲き誇る景色は圧巻です。
2012年春に新しく誕生したガーデンです。世界中の新品種をいち早く鑑賞できます。あなたのお気に入りのバラを見つけてみてはいかがでしょうか?
バラの天蓋や円形トレリスを中心に白いバラと白い草花をアレンジした庭園です。
(写真右)ホワイトローズガーデンとフレンドシップガーデンの間にある水路の両側には、スタンダード仕立てのアイスバーグが一直線に並んでいます。(場所/水のコリドール)
平成10年9月に英国王立バラ協会との友好提携を結び、これを記念して作った庭園です。樹木や構造物を左右対称に配した整形式庭園です。資材は全て英国から輸入し、煉瓦の並べ方なども英国の手法を用いています。
日本の皇室や英国の王室を中心に、各国のロイヤルファミリーにゆかりのあるバラを集めた庭園です。
園内各所でも世界各国の王室にちなんで名付けられたバラをご覧いただくことが出来ます。
※現在、工事中となっております。
バラ育種の歴史の中で際だつ役割を果たした、フランス皇帝ナポレオン・ボナパルトの妃ジョセフィーヌ。彼女がコレクションしたといわれる品種とともに、各種のオールドローズや房咲きのツルバラが植えられています。
イタリアの露壇式庭園(テラス庭園)の手法を用い、階段状の石積みにツルバラをはわせ、立体的なバラの空間を演出しました。
池泉回遊式の日本庭園とバラの花を融合させた斬新な庭園です。大きく広がる池の周りには、モミジやススキなど日本固有の植物と、原種やその交配種のバラを混植し、日本の原風景を再現しました。毎年園内で一番最初に開花するバラ「カナリーバード」はこちらのエリアでご覧いただけます。