*(2010年8月31日更新)

この写真は何の花の写真だと思いますか。

アサガオの写真です。変わってますよね。正確に言うと、アサガオの前に変化という文字がついている「変化朝顔」というものです。

アサガオの突然変異なのですが、江戸時代に大ブームが起こり武士から町人までこぞって育てていたようです。

江戸時代は、アサガオの他にもキクやオモト、ハナショウブ等々、世界から注目を集めるほど園芸文化が盛んだったようで、中でも江戸は世界最大の「園芸都市」でした。

「変化朝顔」は、劣性の遺伝子を持つ親株のアサガオの種からのみ出て、「変化朝顔」自体から種が出来ることはあまりありません。しかも、その親株の種から「変化朝顔」が出る確率は4分の1。

今でこそ良く知られているメンデルの遺伝の法則ですが、その法則が知られる前に、そうした事を見抜き発展させていった江戸の園芸文化のレベルの高さが伺われます。

浮世絵にも取り入れられた「変化朝顔」は、「花の地球館」で今咲いています。可憐な花姿を見ていると、江戸の人々の粋な文化に触れたような気になれるかもしれません。


(2010年8月31日更新)

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